コーヒーにもいろんな文化がある。
渡仏先のホームステイのお母さんが朝食にボールをコーヒーで満たして(紅茶の日もあり)、それにパンをチャプチャプ浸けて食べ始めたこと。
フランスでは普通なのであるが、「マグカップで飲む」くらいにしかコーヒーを知らなかった青二才の私には、極めてショッキングなフランス最初の朝であった。
一番ビックリしたのはインドネシアのコーヒーの飲み方であろうか。
彼の地では、挽いた豆をコーヒーサーバーにどっさりと入れて、そのままお湯を注ぐ。
フレンチプレスのプレスがないような状態である。
ちょうど私が最後の方にコーヒーをカップに注ごうとしていて、サーバーを傾けたら挽き豆がドバドバっと流れ込んできたのには大層驚いた。
オーストラリア人選手もふざけてんのかとビックリ怒っていたが、インドネシアではごく一般的な飲み方なのであった。
インドネシアのコーヒーといえばジャコウネコのコーヒーだが、お土産に買ってばかりで自分で飲んだことがない...|ω・)チラ
自分の視野がいかに狭いか。
コーヒーの奥深さたるや。
知っていることよりも、知らないことの方が多いのに。
...あぁ一服したい。
前回より
ATHLETUNE POCKET ENERGY Boostのフレーバーを監修したというBUCYO COFFEEの豆を挽いてひと休みしようじゃないか。
BUCYO COFFEEの深煎り豆。
AACAでもお馴染み、コーヒーをはじめ、軽食からガッツリ飯、はてはプロテインまで提供をしてくださるBUCYO COFFEEさんのオリジナル豆だ。
先のAACAでファーストラップを1位通過して、ファーストラップ賞として獲得した。
ちなみに、今週末のAACAでもファーストラップ賞を獲りに行くつもりであることは、秘密ではない。
すでに豆を挽いてある”挽きパック”も有り。
今日は少し淹れ方を変えながら、自分だけのこだわりのコーヒーを見つけてみようじゃないか。
まず今日は、豆の挽き加減でどのような味の変化が楽しめるか、試してみよう。
BUCYO COFFEEさんでは、布のフランネルを使用してコーヒーを淹れてくださる。
フランネルで淹れる方式をネルドリップと言って、手入れや抽出方法に手間がかかるものの、最強の抽出方法と言われている。
豆本来の味を出しつつ、舌触りの滑らかなコーヒーが楽しめる。
ペーパー2枚でも代用可とのこと。
密かにコーヒーの淹れ方を教わり試してみる。
今まではフレンチプレスで淹れていたので、なかなかタイミングやお湯の注ぎ方などが難しい。
なるほど、この作業一つでコーヒーの香りや味が変わってくるのだから、いかに奥の深い飲み物であることか。
まずは粗挽き。
鼻を抜ける香りや味の濃さ、舌触りなどは軽やかで柔らかい。
優しくスッキリしているのだが、深煎りのコーヒー豆の風味はしっかり感じられて、とても美味しい。
意外にも味の薄さなどはなく、非常に飲みやすくて、これはこれでとても好きである。
続いて中挽き。
柔らかさは残りつつ、味の深みと苦味が少し出てくる。
職人技によって淹れられるBUCYO COFFEEのネルドリップに一番近い風味になったろうか。
BUCYO COFFEEの豆の独特の香りが一番良く出きて、この香しい深い余韻が、身体中のストレスをじんわり中和してくれる。
もう少し細挽きにしても良かったかもしれない。
あぁ、うまいぜ。
そして私は気がついた。
BUCYO COFFEEの深い味わいの中に感じる、ワインのフルボディのようなフルーティーな芳香。
そう、これこそはATHLETUNE POCKET ENERGY Boostのチェリー+コーヒー味のルーツに違いない。(私の勝手な妄想です)
あ〜、カフェインとの相乗効果で超スッキリしたぜ。
苦いだけではない、力強くも繊細な香り、そして深いコクが体に染み渡る。
それがBUCYO COFFEEの深煎り珈琲なのだ。
最後に細挽き。
よく豆をそのまま食べてみるのだが、豆の味がダイレクトに抽出される感じ。
こういうのは好きだが、苦味と旨味と香りのバランスがだいぶ苦味よりになってしまうか。
ちょっと好みが別れそう。
これの一歩手前くらいがお店っぽくなりそうだが、やはり淹れ方にまだまだ改善すべき点があろう。
エスプレッソとして淹れるならば、これくらいがちょうど良いかもしれない。
これはまず、BUCYO COFFEオリジナルの味に近づけるように練習せねばならぬな。
AACAを始めとしたKINAN Cycling Teamのレース・イベントにたくさん出店してくださるBUCYO COFFEEさんであるが、本店はカフェ激戦区名古屋で屈指の人気店。
そして名古屋のカフェといえばモーニング。
BUCYO COFFEEのモーニングといえば、”小倉カイザー”で決まりである。
絶妙な甘さの餡、ふわっふわのホイップクリーム、少し塩気のバターを、カリふわの焼きたてカイザーに乗せて、アゴが外れんばかりにガブリといただく。
頬張った瞬間に広がる、愉快な食感と柔らかくて香ばしい香り。
餡の甘さとカイザーの旨味が絡み合うことで、ふんわりと優しい何かが、噛むほどにじゅわ〜っと舌に染み渡る。
優しさに包まれて童心に帰った口元へ、本能が求むるままに深煎り珈琲を含ませれば、店内にゆったりと流れる時間を楽しむ大人の余韻が広がるだろう。
え?飲んでみたい?
それなら今週末6/22(土)のAACA 第6戦にて、BUCYO COFFEEが出店されているではないか。
気になる人は行くべきであろう。
淹れたてのコーヒーはもちろん、豆の販売も行っている。
ついでにレースの当日エントリーもしてしまえば良い。
レースでもがいて、コーヒーを飲む。
新たなコーヒーの飲み方、まさにフォースウェーブと言えるのではないだろうか。
渡仏先のホームステイのお母さんが朝食にボールをコーヒーで満たして(紅茶の日もあり)、それにパンをチャプチャプ浸けて食べ始めたこと。
フランスでは普通なのであるが、「マグカップで飲む」くらいにしかコーヒーを知らなかった青二才の私には、極めてショッキングなフランス最初の朝であった。
一番ビックリしたのはインドネシアのコーヒーの飲み方であろうか。
彼の地では、挽いた豆をコーヒーサーバーにどっさりと入れて、そのままお湯を注ぐ。
フレンチプレスのプレスがないような状態である。
ちょうど私が最後の方にコーヒーをカップに注ごうとしていて、サーバーを傾けたら挽き豆がドバドバっと流れ込んできたのには大層驚いた。
オーストラリア人選手もふざけてんのかとビックリ怒っていたが、インドネシアではごく一般的な飲み方なのであった。
インドネシアのコーヒーといえばジャコウネコのコーヒーだが、お土産に買ってばかりで自分で飲んだことがない...|ω・)チラ
自分の視野がいかに狭いか。
コーヒーの奥深さたるや。
知っていることよりも、知らないことの方が多いのに。
...あぁ一服したい。
前回より
ATHLETUNE POCKET ENERGY Boostのフレーバーを監修したというBUCYO COFFEEの豆を挽いてひと休みしようじゃないか。
BUCYO COFFEEの深煎り豆。
AACAでもお馴染み、コーヒーをはじめ、軽食からガッツリ飯、はてはプロテインまで提供をしてくださるBUCYO COFFEEさんのオリジナル豆だ。
先のAACAでファーストラップを1位通過して、ファーストラップ賞として獲得した。
ちなみに、今週末のAACAでもファーストラップ賞を獲りに行くつもりであることは、秘密ではない。
すでに豆を挽いてある”挽きパック”も有り。
今日は少し淹れ方を変えながら、自分だけのこだわりのコーヒーを見つけてみようじゃないか。
まず今日は、豆の挽き加減でどのような味の変化が楽しめるか、試してみよう。
BUCYO COFFEEさんでは、布のフランネルを使用してコーヒーを淹れてくださる。
フランネルで淹れる方式をネルドリップと言って、手入れや抽出方法に手間がかかるものの、最強の抽出方法と言われている。
豆本来の味を出しつつ、舌触りの滑らかなコーヒーが楽しめる。
ペーパー2枚でも代用可とのこと。
密かにコーヒーの淹れ方を教わり試してみる。
今まではフレンチプレスで淹れていたので、なかなかタイミングやお湯の注ぎ方などが難しい。
なるほど、この作業一つでコーヒーの香りや味が変わってくるのだから、いかに奥の深い飲み物であることか。
まずは粗挽き。
鼻を抜ける香りや味の濃さ、舌触りなどは軽やかで柔らかい。
優しくスッキリしているのだが、深煎りのコーヒー豆の風味はしっかり感じられて、とても美味しい。
意外にも味の薄さなどはなく、非常に飲みやすくて、これはこれでとても好きである。
続いて中挽き。
柔らかさは残りつつ、味の深みと苦味が少し出てくる。
職人技によって淹れられるBUCYO COFFEEのネルドリップに一番近い風味になったろうか。
BUCYO COFFEEの豆の独特の香りが一番良く出きて、この香しい深い余韻が、身体中のストレスをじんわり中和してくれる。
もう少し細挽きにしても良かったかもしれない。
あぁ、うまいぜ。
そして私は気がついた。
BUCYO COFFEEの深い味わいの中に感じる、ワインのフルボディのようなフルーティーな芳香。
そう、これこそはATHLETUNE POCKET ENERGY Boostのチェリー+コーヒー味のルーツに違いない。(私の勝手な妄想です)
あ〜、カフェインとの相乗効果で超スッキリしたぜ。
苦いだけではない、力強くも繊細な香り、そして深いコクが体に染み渡る。
それがBUCYO COFFEEの深煎り珈琲なのだ。
最後に細挽き。
よく豆をそのまま食べてみるのだが、豆の味がダイレクトに抽出される感じ。
こういうのは好きだが、苦味と旨味と香りのバランスがだいぶ苦味よりになってしまうか。
ちょっと好みが別れそう。
これの一歩手前くらいがお店っぽくなりそうだが、やはり淹れ方にまだまだ改善すべき点があろう。
エスプレッソとして淹れるならば、これくらいがちょうど良いかもしれない。
これはまず、BUCYO COFFEオリジナルの味に近づけるように練習せねばならぬな。
AACAを始めとしたKINAN Cycling Teamのレース・イベントにたくさん出店してくださるBUCYO COFFEEさんであるが、本店はカフェ激戦区名古屋で屈指の人気店。
そして名古屋のカフェといえばモーニング。
BUCYO COFFEEのモーニングといえば、”小倉カイザー”で決まりである。
絶妙な甘さの餡、ふわっふわのホイップクリーム、少し塩気のバターを、カリふわの焼きたてカイザーに乗せて、アゴが外れんばかりにガブリといただく。
頬張った瞬間に広がる、愉快な食感と柔らかくて香ばしい香り。
餡の甘さとカイザーの旨味が絡み合うことで、ふんわりと優しい何かが、噛むほどにじゅわ〜っと舌に染み渡る。
優しさに包まれて童心に帰った口元へ、本能が求むるままに深煎り珈琲を含ませれば、店内にゆったりと流れる時間を楽しむ大人の余韻が広がるだろう。
え?飲んでみたい?
それなら今週末6/22(土)のAACA 第6戦にて、BUCYO COFFEEが出店されているではないか。
気になる人は行くべきであろう。
淹れたてのコーヒーはもちろん、豆の販売も行っている。
ついでにレースの当日エントリーもしてしまえば良い。
レースでもがいて、コーヒーを飲む。
新たなコーヒーの飲み方、まさにフォースウェーブと言えるのではないだろうか。
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