
熊野地域を巡る、紀南シーサイドグルメツアーが開催された。
各所に配置されたチェックポイントを巡り、チェックポイント数に応じて完走証がもらえる。

ツールド沖縄を終えて、束の間のオフに入った我々も参加。
イベント内容を聞くに、しばらく前から楽しみすぎて、ウキウキが止まらない。

お楽しみはイベントの名にもなっている通り、各エイドステーションで楽しめる、熊野名産のグルメの数々。
制限時間は6時間。
余裕を持って周れるだろう。
スタート時間こそあれど、時間内に戻ってくれば自由解散。
やはり、この時期にはこういうゆるゆるなイベントは楽しい。

スタートして最初に訪れたのは、一年中みかんの採れる町、紀宝町の道の駅 パーク七里御浜。

美しい熊野灘、七里御浜を眺めながら、ひと息。

こちらは、熊野名産”さんま寿司”と”めはり寿司”。

もんいまぁじゅさんより、七里御浜のころころ。
サクッとふんわり、みかんの香り漂う口溶けを味わえる。


また、全てのチェックポイント・エイドステーションで、名産のみかんが提供されている🍊

道の駅 紀宝町ウミガメ公園。
ウミガメが産卵に上陸する場所でもある三重最南端の紀宝町。(最北端はいなべ市だよね)
こちらでも、たくさんのグルメを頂いた。
施設内のレストハウでも提供されている品の、ミニバージョンが楽しめる。

ミニおにぎり、ミニめはり、ミニ宝ちゃんカレー...

ミニしらす丼。

焼きたての”かめっこ”。
甘すぎない素朴な味わい...ぽんぽんと口に放り込みたくなり、止められない。

ミニたこ焼き。

大内山ミニソフトクリーム。
数種類の中から、好みの味を選べる...選びきれない!

ここではなんと、ウミガメの飼育・研究も行われており、ウミガメの泳ぐ姿も見ることができる。

カメのみならず、様々な生物の展示やふれあいなども楽しめて、イチオシのスポットだ。

思っていたよりも、けっこうデカい...


そしてなんと、ここではウミガメたちにご飯をあげることもできる。

時間限定で、ウミガメとの触れ合いも。
この個体で8kgほど。しっかりした体だ。
そういえばこんなことがあってだな...
特産品の販売も。

パティスリー アフレイル。
地元の方々に愛され、逸品を求めて県内外からも客がやってくる。
ここではなんと、食べ放題!!

うみがめシュー、マイヤーレモンゼリー、古道の石畳(黒糖・抹茶・きなこ)、半熟ちーず...私は2周した。
そういえば、テレビでシュークリームはナイフとフォークで食べるもんだと見たから、そんな風に食べようとしたら、トマとダミアンにバカじゃねぇのと笑われた。
それ以来、シュークリームは一口で、あるいはガブリといくようにしている。

新宮市の中心部にある、徐福公園。

かつて、秦の皇帝より不老不死の薬を求めるよう命を受けた「徐福」という人物が眠る墓。

”徐福せんべい”や、定番のお土産”鈴焼”は、昔懐かしいお茶菓子。
お土産にも、とても喜ばれる品。

ちゅうちゅう百梅ゼリー。
は、蓬萊庵さんが考案した、和菓子屋の作るアスリート食。
これ単体でも、十分に美味しい。
こんなものがチームカーに乗せてあったら、すぐに無くなるだろう。
ぜんざいもあるよ。

さぎりの里。
さぎりとは、秋の霧のこと。
風伝おろしと言われる、寒暖差で発生する大量の朝霧が、風伝峠から流れ落ちてくる。
秋から春かけて、寒い時期の早朝に見られる。
ここから風伝おろしが発生しているか確認できるよ!

残念ながら、今日は発生しておらず。
風伝おろしが吹き付ける麓の地域は、尾呂志という地名になっているほど。

地元で作られた採れたて新鮮な野菜や、茶屋では特産のさぎり餅や茶粥などなどが頂ける。

ここはチェックポイントなのだが、でっかい草餅がこれまた美味かった。

そして、採れたみかんをそのまま絞ったというジュースが、これまた絶品。
もう本当に、みかんを食べてるみたいな風味が楽しめる。
これはマジでうまい。
ここいらでお腹がだいぶ膨れてきた感じがあるが、まだまだこれから。

大里親水公園は、自然の地形を利用して整備された公園。
川のプールで、気持ち良く泳げる。
今はちょっと厳しいか...
お腹を落ち着かせるために、少々談笑。
山崎運動公園は、大小様々なスポーツ・レクリエーション施設がある。
団体のスポーツ合宿から、小さいお子さんと家族で遊びにでかけたり、いろんな人が楽しめる公園だ。
かつては、ツールド熊野のスタート地点でもあった。
ここでは、熊野市の名物がズラリ。

干物と地魚を練った”熊野揚げ”はその場で炙ったものを、ガブリと頂く。

さんま寿司も、たらふく頂いた。
隣は地元の有名店、「お菓子のいえ ナガシマ」さんのたい焼き。
これがうまいのなんのって。
香ばしく焼きあがった表面の生地の中から出てくる餡は、小豆の香りが楽しい、ホクホクしっとり。
世界の人々にこのたい焼きを食べて欲しい。手焼きの天然物だそうで。

七里御浜のころころをご提供いただいたもんいまぁじゅから、”碁石さぶれ”。
小さくて可愛いけど、さっくりと、味わい豊かでとても美味しかった。


日本最古の神社と伝えられ、世界遺産の花窟神社の向かいに構える、お綱茶屋。
熊野の特産品を食べたり、お土産を買ったり。
地域の歴史や魅力を学ぶことができる資料館も併設。

花窟神社に奉納される古代米を使用した、お綱もち。

と、みたらし団子。
いつまで噛んだらいいのか分からないほど、もちもちモチモチ。
この弾力感と、しっかりとお米の味が残る古代米のお餅と、小豆のあんことみたらしの相性は抜群。

バウムクーヘン専門店「MORI no BAUM」さんの、バウムクーヘン。
しっとりとしてほのかな甘さの生地と、外側のカリッとした糖衣が病みつきになる...

熊野市特産の美熊野牛が入った、”いこらいコロッケ”。
食が進む美味しさ、これ一個でご飯3杯はイケる。結構大きめ。

花窟神社の前にはご存知、獅子岩が威風堂々と鎮座しているが、実はこの獅子岩には対となるもう一体の岩がある。

人面岩と呼ばれている神仙洞。
人面と言われれば、まぁ見えなくもない?


この2体を合わせて狛犬とする神社が、大馬神社。
ここ熊野一帯の総鎮守とされている。




裏の大馬清滝や禊場は一見の価値あり。

広範囲に及ぶ大きなイベントであったが、無事に大きな事故などもなく、無事に閉幕。
ここで紹介したグルメで、ほんの半分くらいしか味わうことができなかったが、もうお腹はパンパン。
正直、もういいかな?笑、と思えるほど、お腹いっぱいに楽しむことができて大満足。
ちょうど良い気候、見所たくさんのスポット、走りごたえもあり、私も本当に楽しむことができたイベントであった。
また、開催してくれないかな〜
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