#AIRFIT入ってる

私の右鎖骨にはまだ、チタンのプレートが入っている。
昨年のツールドコリアで単独落車、人生初の骨折であった。
今シーズン終わりに抜こうと思っているが、またあの退屈な入院生活をせねばなると考えるだけで憂鬱になる。

手術後のおとなしくしている間に「えぇぃ、ついでに気になる所を全部見てしまえ」と、歯科医に歯科検診の予約を入れたが運の尽き。
今度は深い虫歯が見つかり、これまた人生初の銀の詰め物を入れることになってしまった。

おまけにどうも最近よく落車するもので、ケロイドのできやすい体質のこの体に、また新しい傷跡までが入ってしまった。

まぁ、そんなこんなで骨折してからというもの、胸骨詰まったり、バキバキ鳴ったり、胸の周りが詰まって苦しくなったり、胸元のストレスが増えていた。

そんな時に心拍計のベルトを使用すると、かなりの負担になる。


AIRFITを入れておけば胸元の締め付け(どころか、着用感までも)が無くすことが出来るので、運動時の動作や呼吸の妨げを改善することが出来る。
あと寒い時期にベルトを巻く時の”ヒヤッ”とするのからも解放される。


使用方法は至ってシンプル。
ベルトの代わりになるこの生体電極を専用の固定テープに取り付ける。

あとは体に装着するだけなのだが、その前に...

特に今のように寒くて乾燥している時期では、初期のレスポンスが少し悪くなる。
私のようにちょっとした準備運動だけで汗をかく人間ならまだしも、導電ゲルと肌が馴染むには数分かかることがあるそう。

貼り付けてすぐからの記録を取りたい場合には、生体電極を固定テープに貼り付ける前に、お湯か水に5分程度漬けると初期レスポンスが改善される。

が、正直ちょっと面倒くさいと思われる。
レースや遠征先でも、常にその準備ができるとも限らない。


そんな私みたいなせっかちな人の為に、今だけ、レスポンスアップゲルが付属。
その名の通り、このゲルを使用すれば、運動開始時から正確な心拍データが計測できるようになる。

固定テープにセットが完了したら、導電ゲルに少量のレスポンスアップゲルを塗布、導電ゲル全体にレスポンスアップゲルを馴染ませる。
その1ステップだけで潤い成分が肌にも浸透してゆくので、装着後から計測が可能になる。

また、導電ゲルは消耗品。
使用していくと導電ゲル内の成分が溶け出して導電率が低下してくるので、定期的に導電ゲルの交換が必要。
ところが、レスポンスアップゲルを使用すれば溶け出してしまう導電ゲルの成分も補充されるため、導電ゲルの耐久性が伸ばせるとのこと。


装着部の汗などを拭き取り、胸元に装着。
体の中心線より左側、みぞおちより上であれば、好みの場所に好きなように装着できるのもポイント。
私は左胸下部が好み。

あとは通常のベルト式と変わらない操作方法で、サイクルコンピューターとの操作を開始。

また、使用後には生体電極はしっかり水洗い。
レスポンスアップゲルを使用した場合は、レスポンスアップゲルの膜ができてしまうので、導電ゲルと肌の接着部をよく洗浄すること。
固定テープの接着部分が赤く腫れてくるのであるが、この専用の固定テープに対する正常な生体反応なので、痛みや痒みは無く、時間が経てば跡はすぐに消えるようになる。

心拍センサーをそのまま体に接着してしまうので、根本的にベルトのずれや煩わしさというものから完全に解放されるので、レースやトレーニングに集中できる。

次のレース、AIRFITも入れとくかい?

AIRFIT

コメント