1.4.17

Tour de Tochigi 2.2 2ème étape

ツールド栃木 第2ステージ 102km

序盤に10分くらいのカテゴライズされていない山、中盤からゴール向かってアップダウンで登り続ける。試走した感じでは、レースのどの位置にいてもキツくなりそうだ。
チームの動きとしては昨日と同じく、全員で攻める。一番最高の形は、ジャイかトマの逃げに誰かが乗ってゴールまで全力で牽く。

密かに期待していた雨は明け方には止んだようで、路面もどんどん乾いてきている。
湿度のせいか、昨日よりも暖かく感じる。

アクチュアルスタートが切られアタックが打たれているが、昨日のようなキレッキレな速さが無い。
ある程度総合順位の差がついた事により、どのチームがどう動きたい、利用したいというのが見えてくるので昨日のようなカオス具合は無いのだが、やはり中々決まらない。

集団ひとつのまま、今日のハイライトのひとつと言える最初の山を迎える。
ここでは間違いなくレースが動くに違いないので、前に位置しなければならない。...昨日と同じことを考えているが、フラグを立てているつもりはない。昨日の自分とは違うのだ。
集団前方で勝負所に備える。

あと少しで山に差し掛かろうかというところで、日本チャンプのアンカー初山さんがアタック。続いてブラーゼンの吉岡選手が追走をかける。彼も先の宇都宮ロードで優勝した、好調であろう選手だ。
しかし山岳に入る直前のアタックというのはキツくなる時間が増えるので、得てして登り始めてすぐに集団に吸収される確率が高い。キナンのみならず、他のチームも登りで攻撃を掛けてくるであろう。ので、行きたい気持ちを「ぐっ」と堪えて、様子を伺う。
2人だからということなのか、道幅一杯になった集団は見送る姿勢、もしくは次のアタックを待っている空気だ。
が、ちょうどトマが集団の先頭に出ていて、明らかにキョロキョロと追走アタックを警戒している。

いずれ掛かるであろう追走の動きに、我がエースにそんな事をさせる訳にはいかぬ。
実際もしこのまま2人が行ってしまえば、アンカーに対して後手を踏む事になるし、リーダーチームへの攻撃としては弱くなる。やはり見逃して置く訳にはいかぬ。
やられるよりやるんだ。の精神で、他チームより先手で追走を掛ける。

前に合流、鹿屋の選手も来て4人で回す。
1チームあたりの人数が少ないのでアンカー、ブラーゼン的にも、逃げに選手を送り込みたいであろうし、かといって泳がされるような中途半端な逃げは作りたくないであろう。
自分の脚のレベルはある程度承知しているので、もしこのメンバーで行ければかなり良い形ではある。

登り口になるヘアピンを曲がると、Oliver's Racingを先頭に早くも集団がほぼ繋がっている。
今度は登りなので後ろもキツいはず、レースは常に前で起こっている。の精神で踏み続ける。が、やはりキツいものはキツい。オリバーが前に出て、ペースをカチ上げる。

斜度がキツくなった所でリカルドがアタック。トマが「ついて来い。」と目で訴えてきて、何が何でも一緒になって攻撃に転じなければならないのだが、すでにオールアウト寸前のレッドゾーン。

くそ、ジリ貧でどんどん位置を下げる。
こうなった自分に残されたできる事は、ただ一つ。
どうか前で集団が割れませんように、とただ祈るのみである。

頂上付近はワインディングの為、先頭で何が起きているか把握出来ない。
悔しいが、他力本願で行かせもらうしかない。

そして開けて先頭が見えた...おふ。キナンが列車組んでペースを上げている。自分は見事に後ろに取り残されている。その差、20〜30秒くらいか。
列車組むなら登り前に言ってくれよ、などと先頭の展開を把握していない酸欠の頭で怒りながらも、無情にもキナン特急列車を悔しくも見守るのみであった。
フラグ回収したつもりはないが、何とか第2集団でクリア。

キナンがペース上げてこの状況を作ったなら、自分が無理して追いつく必要も無い。
状況がヤバいチームが前を追う。
しばらく後、前に追いついたがすでに逃げが出発した後。
ジャイ、マルコス、元喜が乗り、チームとしては良い展開を作れた。

今日のレースは、実質この1時間で終了した。

追走や逃げが吸収された後の展開に備えるが、集団はひとつのままで逃げを捉えられずにゴール。

ジャイが10秒差で総合2位に浮上。
明日は最終日。忙しいに違いない。
出場選手が少ないので10人逃げれば、実質追いかけるチームは2、3チームしかいなくなるので、通りで逃げ切るわけだ。

「攻撃することに関しては特別言うことはないが、アタックには自己責任が付随してくるんだぜ。」と、かつて言われた事を思い出した。アタックは、ともすれば、逃げ切ってしまう恐れがあるから、アタックになるのである。

にしても、フィリピンからなんだか空回りするパターンが続いている。
早くこの流れを断ち切りたいものだ。

もっとレースらしい事をしたいのだ!(個人的希望)

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