何を...?

5月に入ると、カツオがスーパーに並び出すのがすごい楽しみだ。

三枚におろして炙った、初ガツオのタタキは最高だ。
仙台の叔父に「カツオはポン酢でなくて、おろし生姜に醤油で食うのが最高なんだ」と怒られて以来、カツオはおろし生姜で食べるようになった。
ちなみに宮城県の気仙沼漁港はカツオの水揚げ量日本一で、全国にカツオを卸している。

にしても、暑い...
5月って、こんなに暑いもんだったろうか?

海外行ったり来たりしてたせいか、春をすっ飛ばして夏を迎えてしまったような感覚だ。
サイコンの温度計も30℃を超えてくるようになってきたし...体温調整の難しい時季になりつつあるようだ。

寒い時季ならば、高性能ウェアの防寒性や着込みで対処できたりする。
しかし、暑さはそうもいかない。
自身の体温、気温、湿度による発熱量に対して、放熱量が追いつかないのだ。


高機能なウェアをラインアップする、Champion System
毎日、今日の装備はどうしようかと悩んでいる。

これから夏を迎えようかという今、いよいよ今年から使い始めるウェアを下ろすことにした。


APEX サマーショートスリーブジャージ
KINAN Cycling Teamでは、様々なChampion Systemのウェアを使用している。
プロのフィードバックを受けて作られる、プロユースのAPEXコレクションのウェア。


最大の特徴はやはり、このフロントとサイドに配された2種類のスケスケの生地。
優れた通気性と伸縮性が特徴で、ジッパーを下ろして前をはだけなくても、真夏の蒸し暑い中でも快適性を確保してくれるだろう。
...見るからに発汗性が高そうだ。


袖はライクラ生地と、袖口には脇と同じアジャイル生地。
バタつきを抑えつつ、汗の流れてくる袖口は発汗性を高めているようだ。


背面は、UVカットのメッシュ生地。
軽量で触り心地もよく、発汗性も高そうだ。


リフレクターも兼ねたジッパーを下ろすと、おなじみの防水ポケット。
ポケットのライクラ生地は、昨年のものよりも厚めに感じられて、ゼッケンを取り付ける際の安全ピンによる穴あき耐性も上がっていそう。


着てみて最初に感じたのは、すごい楽だな、という感じ。
その薄さから分かる通り、着ていても軽く感じる。
非常に伸縮性が高いので、バタつかないのに圧着感が皆無。
これは本当に、服を何も着ていないような感覚を得られる。
袖口には特に滑り止めなどは配されてないが、吸い付くようにフィットするので、ずれることはなかった。そこも、非常に楽に感じるポイントであると思った。

ジャージが軽いというのは非常に大事。
バイク重量や体重を削るには限界がある中で、1gでも軽さを求める時に、身体に接着しているウェアが軽いというのは武器である。
それは、体重を削っているのと同じ効果が得られているはずだ。

通気性の高さで涼しくは感じたが、より冷却効果を求めるにはもっと暑い環境にならないといけないようだ。
多くの汗をより発散させることで、より冷却効果が得られるのではないだろうか。
もしくは水を被り、水の気化熱を利用して冷却効果を得るのも手であろう。
涼しさを求めて前面のジッパーを開けることもあったりするが、登りであってもやはり空気抵抗になるので、閉じておけるのはアドバンテージになるはず。

この日のような少し汗が出るくらいの気温湿度の場面では、このジャージの本領は発揮しにくいと思われる。
暑ければ暑いほど、過酷な状況になればなるほど、本領を発揮するジャージだろう。

これだけ快適なジャージならば、真夏の蒸し暑いレースでも、最後まで集中して走れそうだ。
汗が滝のように吹き出してくるのが、楽しみだ。


APEX エアロショートスリーブジャージも、昨年より引き続き使用する。
”サマー”よりもタイトな採寸で作られているので、身体にシワが寄ったりせずに密着して、ハードな動きや姿勢でもフィットする。


空気抵抗を軽減させるディンプル生地を使用したジャージ。
エアロワンピースのような効果を得る為に、空気の流れを大きく受ける箇所(肩・袖・背面)にはディンプル生地を、前面には軽量のハイライクラ生地を使用してフィット性を高めてバタつきを抑える。


レーザーカットで裁断されいる袖口にはシリコンバンドも配されて、最適な位置にウェアを保持してくれる。

”サマー”とは、少し着心地が違う。
サマーよりか少しだけ圧着感とサポート感があるが、それが心地よく感じて非常に良い。
高速域でもジャージが「ばたばた」しないので、無駄な空気抵抗を限りなく減らせていると感じる。

やはりスピードというのは、ロードレースにおける絶対正義。
速度が上がれば上がるほど、数%の少しの差が大きな差になってくる。

このジャージは、そんな大きなアドバンテージを得ることができる。


APEX ウェザーガードジャージも。
最強の”オールウェザー”な性能のウェア。
昨シーズンも1年を通して使っていた、非常にオススメなウェアだ。


寒さや雨など、レースで使用しても全く妨げにならないジャケットになる。
これ1枚あれば、秋〜真冬〜春を快適に過ごせるだろう。


昨年のモデルより、袖丈が4cm延長されている。
とりあえず、ジャージの背面ポケットに入れておけば安心できる。


Performance プロショートスリーブジャージ
練習からレース、様々なシチュエーションで使用できるPerformanceコレクションのジャージ。

「白は汚れてしまうから、練習用カラーのジャージを作ってくれ」という選手のワガママを加藤GMが聞いてくれて、紺地バージョンを用意して頂いた。


前面背面サイドに使われているメッシュ生地は、非常に吸水・発汗性が高い。
肩から袖にかけてライクラ生地が使用されて、空気抵抗低減も狙っているハイパフォーマンスも見受けられる。

非常に薄い生地だが、耐久性もありそう。


と、いう訳で。
今日は、どれ着てこう...?

Champion System

コメント

  1. たくさんの機能性が備わったジャージなんですね。

    たまにブログのお写真に出てくる紺色のジャージ気になってました。練習用だったんですね(^ω^)紺色のジャージもカッコイイです!!

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    1. 紺ジャージは練習でしか着れないので...

      ぜひ着てみて下さい٩(*´∀`)۶

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