ツールドとちぎ 2nd stage


ツールドとちぎ 第2ステージ 120km 15km×8周

今日は総合上位のメンバーからこれ以上タイムを失わないことがプライオリティ。
逃げのメンバーを見つつ、自分らの脚を使って展開はしない。
もちろん総合上位が動けば、それに反応して行く。
集団スプリントになりそうならば、雨乞・荒井がスプリントできる体制を整えること。


恐らく世界で一番速かったパレード走行を経て、リアルスタートが切られた。
各チームの動きを観察しながら、それぞれの思惑を考察してゆく。
序盤からジャブを打ち合うものの、各チームとも積極的には動きたくなさそうな感じ。


チームの出走人数も少ないし、まだ秒差の総合順位。
おまけにフラットなコースで風も弱く、お互いの出方を見てゆく感じが続く。


そんなこんなでレースも折り返しの4周目、KOMを手前に2人ほど飛び出す。
その2人のままなら見逃すが、さらに4~5人が飛び出し、これは反応せねばならないので追走に入る。


数グループが集団から抜け出してKOMを越え、最終的に13人の逃げになった。
総合リーダー含め、強力なメンバーで形成された。
ただでさ13人の逃げというだけでも面倒臭いのに、総合争いをするメンツが揃ったこと、このまま行きたい人、次の展開に備える人...などなどでローテーションはギクシャク。
個人的にはこのまま行ってしまってもいいかなと思うが、このメンツと次の展開を考えると脚は温存しておきたいので、あまり積極的になれない。

なんだかんで2分45秒差くらいを保ちつついいペースで進むが、6周目3回目のKOMを利用して3人が飛び出したことをキッカケに、アタックと牽制の応酬になる。


パンチャーとして、この流れに乗りアタックで抜け出したい気持ちをグッと堪えて、隙を窺う。
この展開で行かれて誰よりも一番困るのは、総合リーダーである。
抜け出せたとて、周りの選手を使いつつ、意地でも捕まえにくるだろう。
AACAで力を見せつけられたオールイス選手も要注意であるが、リーダーも彼だけは逃しはすまい。
まずはリーダーが対処に困る機会を待つ、のが賢明かと思われた。

そうしてペースは下がり、ペースを上げたと思われる集団との差がどんどん縮まって行った。
7周目でついに集団に捕まる。


こうなったら、これは集団スプリントになる。
雨乞と荒井を探して、前に上がれなくなる前に集団前方へ出る。

ちょっと無理して上がったのと前に出るタイミングが早過ぎて、脚がヤバイ。
ここにきて、またもや初歩的ミス。
荒井と雨乞をいい位置でKOMを越えさせるはずが、バラけてしまった。


KOMで我慢できずに遅れてしまい、遅れてゴール。
はぐれていた大喜がうまいこと立ち回って6位。
ただでさえ枚数の少ないキナンだが、自分が遅れてしまったのはちょっと痛い。

明日はもう最終日。

コメント