AACA 第3戦


AACA 第3戦 長良川特設コース 102km 5.1km×20周


久々の長良川。
今日は風が強く、マトリックスやJPTチームなどでメンツ濃いめの、今までで一番多い出走人数(100人くらい?)。

ただ、キナンもほぼフルメンバーで来れているので、陣さん、真平さん、新井を最後のスプリントの為に温存。
残りのメンバーで展開を作っていくことに。



スタートしてからは、キナンとマトリックスを主軸とした流れ。抜け出して、捕まって。
人数も多いので、自分でなるべく脚を使わず動きを見極めていかないと、すぐに出し切ってしまう。

8周目、集団も疲れが見え始めてきた雰囲気。
速くないペースなのに、集団が伸びていて、誰も前に上がりたがらない、アタックの決まりやすいパターンになって、行けそうな雰囲気だったのでアタックをかける。
マトリックス・ホセ選手と2人に。
飛び出したペースのまま踏んでいき、元喜も追いついてきて10人くらいのグループになった。
メンツ的に悪くなく、最後は元喜か自分のアタックかスプリントで行けそうだと思い、GO。


ところが自分の後方で牽制が入ったらしく、元喜が後ろに取り残されてしまう。
元喜がブリッヂを掛けているのを確認するが、こちらのペースも速い。
割れた後ろのグループからパラパラ追いついてきて、マトリックス3人、ユーラシア、ラファ(敬称略)、自分の6人の先頭になる。
マトリックスは、ホセ・オールイス・佐野選手と、かなり強力。


これは困った。
本音としては勝負もしたいが、いかんせん分が悪すぎる。
かといって、自分が後ろに下がって振り出しに戻せたとしても、かなり脚を使うだろう。そうなった場面で残された陣さんたちだけではかなりキツい展開を強いられるはず。
一番ヤバいのは、後ろに下がって、最後まで捕まえられず、前に誰もいないパターン。
ここは、他に後手を踏んでいるチームや選手からも協力を得られて追いついてくる、というシナリオに期待して、前で脚を貯めるしかない。


付き位置という手段もないではないが、このグループ内では圧倒的に弱者。
自ら進んで協調崩して、早い段階から厳しい展開に持ち込まれることは避けたい。
ペースを落とさない程度に、最小限のローテーションを回る。
そう、ロードレースは強い者ほど楽できるのだ。


かなり速いペースで距離をこなしていく。
やはり、マトリックスメンバーによる強力なペースメイク。
折り返しのすれ違いごとに、キナンのメンバーがこちらを追っているのが見える。
差は、20~40秒くらいを行き来している感じで、詰まっている時はやはり後ろに戻ろうか考えてしまう。

ラスト2周、集団との差も詰まらず、広がらず。
けどまだ、逃げ切り確定とは言い切れない。


オールイス選手とは序盤に2人で抜け出していたタイミングがあったが、かなりのパワーの持ち主であることを確認した。
今年もすでに、UCIレースの集団スプリントで優勝をあげているようなので、かなりの強敵であるだろう。

そんなオールイス選手が、先頭交代のタイミングでアタック。やられた。
ラファ・中里選手と追うものの、自分のカウンターでホセ選手に行かれてしまった。


キツい。
脚はもうイエローゾーン寄りのレッドゾーン。中里選手からも遅れそうになる。
2対2になるものの、脚が全然違う。
集団からスパートをかけた選手にパスされていく。
最後は集団に飲み込まれて、流されてゴール。


最低でも2位に入る位置には残りたかった。
ただ、最終局面は脚がなかったのも事実。
連戦に向けて、最後の追い込みをかけていく。



今年からはレースの合間には未来のチャンピオンを輩出すべく、レースを想定したキッズスクールも開催。


なかなか同年代の友達とロードバイクを乗り合うということもないかと思われる。
お互いに切磋琢磨して、強くなってくれ。
もちろん自転車の安全に対する意識も高めてもらい、普段の走行でも安全に楽しく乗ってもらえるようになってほしい。


基本的なことを学んで、その力を発揮するレースも。
なかなかキッズクラスのレースも少ない中、このAACAのレースの機会を利用して頂きたい。


今回もATHLETUNE様に、ブースを開いていただいて大会を盛り上げていただいた。
今回の目玉はもちろん...


新製品の発表が行われて話題の、「ATHLETUNE ポケットエナジー・チェリーコーヒー味」(こちらはまだパッケージ未定)
従来のポケットエナジーにカフェイン50mgをプラス。

スポーツのパフォーマンスにおけるカフェインの効用はよく知られていてる。
今回のレースでも終盤に差し掛かるタイミングで一本飲んでみたが、飲んで2~3周くらいから脚の回りが変わった。
何よりコーヒーの味にチェーリーの風味が加わっているのがこんなに美味しいものかと、カフェインとは別にクセになりそうな美味しさであった。

発売が楽しみである。

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