山郷小学校 自転車安全教室


いなべ市にある山郷小学校へ、自転車安全教室の講師としてお邪魔した。


まずは自転車という乗り物についての、正しい知識を身につけてもらった。
楽しさだけではなく、守らなければならないルールやマナー、周囲の安全や危険への意識など、身近な乗り物だからこそ、なかなか深く勉強できる機会が少ない。

一歩間違えれば、命に関わる交通ルール。
自分だけが走っているわけではないという事を意識できるだけでも、周囲に対する意識は大きく高まるだろう。
逆に、自分はルールを守っていても、事故に巻き込まれたりすることもある。
社会への第一歩としての交通マナーや、公道を走る際の危険性などをしっかりと覚えてもらって、安全に自転車を乗ってもらえるようになったら嬉しい。


普段、というか毎日公道を自転車を走る我々としても、日頃意識している安全への配慮や危険性を伝えていきたい。


アカデミングコーチとしての先生役が、しっかり板についてきた感のある中西健児コーチ。


健児主導のもと、体験談や実技などを交えて、交通ルールや自転車の操作について講義。


生徒たちからも大いに興味を持ってもらって、講義は楽しく学んでもらったよう。
次は実際に、今一度、自転車をしっかり安全に操作できるように障害物など使いながら会得してもらう。


こちょこちょ...ではなく、安全の第一ステップのヘルメットの正しい被り方。
ただ被ればいいというわけではなく、いざという時にしっかり頭部を守ってくれるように、かつ自然に被れるように調整の仕方をレクチャー。
こちらの学校では、自分のヘルメットを各自で持っているとのこと。


未だにドキドキするお手本。
生徒の面前で失敗なんてしようものなら、キナンの選手としての面目丸潰れである。


無事?にお手本を披露できたところで、いざ生徒のみんなにも実践してもらう。
一本橋やスラロームなどの障害物を使い、自転車の基本となる”まっすぐ進む、曲がる、止まる”をしっかり身につけてもらった。


楽しく学んでもらえたようで、短い時間であったものの、みるみる上達していったのは流石である。
やはり、楽しく勉強できるのが一番である。


大盛り上がりで終了。
自転車の交通事故の増える季節、事故に巻き込まれないように楽しく自転車でお出かけして欲しいものである。

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