OITA URBAN CLASSIC 1.2


OITA URBAN CLASSIC 1.2 150.8km 11.6km×13周

アップダウンの続くコース。
台風の接近もあり、蒸し暑く、風も少々吹いている。

中島さんと自分を柱に、全員で前に前に展開していく。
後手を踏んでしまうとかなり苦戦するのは間違いない。
状況と展開をよく観察しながら、適宜立ち回りを考えてレースを組み立てていく。


スタートからお互いのチームの出方を窺う感じでレースは進む。
2周目の最後の登り、元喜がペースを上げて数人で抜け出した。
パラパラと追走がかかり、人数も膨れてきているようなので、自分も先頭グループへブリッヂをかける。


すぐに追いつき、20人ほどのグループに。
各チーム入ったようで、集団との差もすぐに広がった。
トレンガヌ、Xspeedはイケイケどんどんで、おらおらペースを上げてくる。
一応ローテーションは回るものの、ペース上げたい選手と三味りたい選手でペースは落ち着かない。
集団とは一時3分までひろがり、BSがコントロールして1分半まで縮まるが、そこから差が詰まることはなかった。

この暑さでは150kmのレースも、踏みすぎないように注意しなければならない。
要注意の選手をチェックしながら、今後の展開を考える。
途中から、中島さんが追走で追ってくる情報が。
このまま中島さんたちを待って、合流したい。

残り2周に入るゴールライン前でトレンガヌがアタック。
タイミング的に良いし、残り距離を考えるとかなり危険な動き。
頂上付近でブリッヂをかけようと思っていたら、マトリックス ホセ選手がブリッヂをかけたので一緒に行く。


そのまま抜け出して、トレンガヌ×2、Xspeed×2、マトリックス、BS、自分の先頭グループとなった。
脚の感覚的には良いが、強敵が揃っている。
トレンガヌの2人が一番やっかいである。
Xspeedの2人は良く知らない顔ではあるが、昨日のクリテリウムではかなり強さを見せていた。
ホセ選手しかり今村選手しかり、単騎ながらかなりの脅威である。


特に動きはなく、距離を消化していく。
自分としては、枚数を揃えているチームがある以上、単独抜け出しはリスクが高すぎる。
となれば、2~3人と抜け出してのスプリントか、最後の登り勝負しか選択肢はない。

ラスト1周に入るタイミングで、トレンガヌ モレ選手がアタック。
しかし、ここは落ち着いて他の選手と回る。
確かにモレ選手は強敵だが、さすがにこのコースとコンディションでは、1人で1周逃げ切るにはキツい。
落ち着いて、周回の半分ほどでキャッチ。
風が思いのほか強い。
アタックをかけるなら、ラスト2~3kmまで待った方が良いように感じる。

そして、ラスト3kmの登り返しでアタック。
したが、同時に脚が攣る。
せっかく2人で抜け出せたのに、すぐに捕まる。

カウンターでXspeedがアタック。
向かい風で、あまり伸びていない。

最後の登りでXspeedを捕まえる。脚が攣れている。
モレ選手がアタック、他の選手もキツそう。得意な泥試合であるが、かなりキツい。
もはや、それぞれの個人TT状態。ひともがきで追いつける距離なのに、脚攣ってひともがけない。


そのまま順番にゴール。
アタックをかけるまで余裕だと感じていたが、アタックした瞬間に脚が終わった。
最後も完全に力負け。近くて遠かった。
後半戦もまだまだ続き、結果に繋げたい。


昨日に続き、今日もiRC TIRE様のブースを間借りさせて頂いた。
荒れた路面もあったが、タイヤの絶対的な安心感でレースに集中することができた。



AIRFITブースも。
今日の高温多湿、大量の発汗と被り水でも、最後までしっかりと固定できて、データも途切れることなく送信し続けていた。

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