Tour of Peninsular 2.1 1st stage


Tour of Peninsular UCI2.1 第1ステージ 180km

記念すべき第1回大会。
1クラスだが、中国やら日本やらでもデカいレースがあるので、戦力は分散してる感はある。
それでも、1クラスというだけあって、強いヤツが出てくるのは間違いない。

今日はいつものアジアツアーらしく、遅れないこと。
全員で前に残らなければ、初日にして全て失ってしまう。


初秋を迎えて冷雨の中でトレーニングして、寒さ慣れした体にはちょっとキツい暑さ。
でも今夏の「あえて昼練」効果がまだ続いて、脚は結構動く感があり調子は上々。

初日にして、6人出走の180km…不安しかないがやるしかない。

10kmのパレードを経て、リアルスタート。
入れ替わり立ち代り、なかなか決まらない。
自信のありそうなWallonie–Bruxellesがまとめたがろうとしていて、4人以上の逃げを潰しにかかってくる。
でも、他のアジアコンチの考えていることはどこも同じ感じで、とにかく前へ、前へ、前に枚数を乗せることを至上命令として動いてくる。

そんなこんなで2時間ほど打ち合う。
こんなアホみたいに打ち合ったのは、一昨年の悪名高きTour du Loire et Cher以来である。
でも、やらなきゃならないのが悲しいところ。

そんで、自分とマルコスが15人?くらいとやっと抜け出しに成功。
かなりいいペースで回る。
が、差がなかなか開かない。おかしい。不可解という意味で。
その後もどんどん差が縮まって、100km地点には捕まってしまう。

差が開かなかったのでチームカーからボトルをもらえなかったので、喉がカラカラ。
集団前方ではアタックの打ち合いが再開されるが、急いでボトルを取りに行く。
しかし、突如としてちょっとした丘が現れて、集団が二分される。
後ろの集団からは悲壮感を感じる。これは後ろに取り残されたら終わる。

余分にもらったみんなのボトルを捨てて(ごめん)、急いで前を追う。
すでに前は見えないくらい離れてしまい、一緒になった3人と必死に追う。
こんな場面でも三味ってこようとするヤツがいるあたりは、さすがアジアツアーであったが。

何とか追いついた。
だが、完全に脚が終わった…
まだ80kmもあるのに、まだアタックの応酬。
終わりの見えない、展開が読めないレースほど辛いレースはない。
いつの間にか、サルバが逃げている。

息も絶え絶え、ゾンビとなりつつも何とか遅れないように粘る。
トマとマルコスのフォローもできず、無念。
だが、マルコスがさらに追走で抜け出して先頭グループに。
そしてトマがラスト20kmで単独抜け出し。

最後はグルペットと化した5分遅れの第2グループ内でゴール。
かなりギアがかかっていただけに、凡ミスが痛かった。

コメント