
Tour of Peninsular UCI2.1 第4ステージ 89km
いよいよヤマ場、かのキャメロンハイランドの頂上ゴール。
今日も引き続き、フルガス。
どうせコントロールする義理のあるチームなんていないので、前々で展開。
状況を見ながら、マルコスかサルバの総合、絶好調トマのステージを狙う。
自分は先に入れれば、先に山を登り始める。
コースはオリンピックコースみたいなアップダウン。
道志道を走り、山伏峠を越えて、最後に甲武トンネルを2回登るみたいな感じ。
スタート前の各敵チームを観察してみて、スタートアタックをかけると決めた。
今日は短いパレードを経て、スタート。
と、同時にアタック。

何人かついてくるが、アップダウンを繰り返すうちに、TSCのマーカス選手と2人に。
あの幻のレース、Tour de Molvccasの総合優勝者である。
あまり分はよろしくないが、とりあえず2人で行く。
しばらくしてトマが数人と追いついてきた。
雄大も入っている。
さらにはマルコスも飛んできた。笑
こんなビッグチャンスは、なかなか無くはないだろうか。

最終的に20人の逃げになったが、総合系の選手もマルコスが一番いい位置で強そうだし、4人も揃えているのはウチだけ。
後ろはどうしたろうか。
もう笑うしかない。
この敵チームからしたらヤバい状況に、さすがに協調しないヤツが出てくる。
だがそんなのお構いなしで、ガンガン牽きまくる。
集団との差もどんどん開いてくる。
Moi:“Comment on va rouler??”
Thomas:“A bloc, jusqu’à 70 borne! ”

自分と雄大で70km地点まで全開で牽く。
とにかく、トマとマルコスを登り口まで連れてけば勝ち確。
差は最大で3分半くらいまで広がった。
しばらくしてから、どこか牽いているのか、少しずつ差が縮まり始める。

だがキャメロンハイランド前の最初のKOM、つまりは自分と雄大のゴール地点、で3分15秒。
逃げも8人くらいまで減った。
トマがブリブリ加速を始めたところでお役ご免。
サルバと大喜が控えてるメイン集団は、今大会で最も何をしたいのか分からないVinoが牽いてるが、もう3人しかいない。
ついて行って距離を消化。
きつくなったところでマイペースに切り替えて、明日に備えた。

最後はマルコスが単独でゴール。
2位にもトマが後ろを離してゴールした。
個人、チーム、山岳の総合首位を獲得。

明日が大変になるだろう。
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