せっかくのお天気だもの。
週末は洗車、という相場が決まっているだろう?
その日の汚れ、その日のうちに。
というのがベストに違いないが、なかなか毎日洗車するというのは難しい。
せめて、その週の汚れはその週のうちに、くらいを目指して頂きたい。
積み重なった汚れはドンドン固着していき、汚れが落ちづらくなったり、変速性能や耐久性に影響を及ぼしてしまう。
特に駆動系の汚れはだけではなく、大きなパワーロスを生み出している。
レース前に気合を入れて洗車をするのではなく、こまめに汚れを落としてあげる必要がある。
洗車で使用するのは、WAKO'Sのケミカル。
いろんな汚れがこびり着いてしまった、愛車。
こういった汚れが、パワーロスや部品の消耗を招いている。
まずはパーツディグリーザーで、頑固な油汚れから細かな砂まで強力に落としてゆく。
中身はなんだか爽やかなブルーのディグリーザー。
容器に出して、ブラシで使用する。
まず、どこよりも最初にリアディレーラーのプーリーに付着している油と泥の塊をこそげ落とすところから始めること。
最初にこの厄介な汚れを落とさないと、いくらチェーンを洗っても、なかなか綺麗に洗うことができない。
ディグリーザーの使い方としては、汚れにディグリーザーを染み込ませて汚れを溶かす。
硬く固まっていることが多いので、あまりにもしぶとい様ならば、ゴム手袋をして指で剥がしてしまう。
チェーンリングも同様に。
アウターの表側だけでなく、裏側、インナーやクランクアームの隠れた部分も。
前後ディレーラーの可動部は変速性能に直結する部分。
また、砂を噛んだまま力が加わると、傷が入りやすくなるので、ブラシで隙間をよくブラッシングすること。
リアディレーラーは複雑でブラシの毛が入りにくい部分が多い。
WAKO'Sの豚毛ブラシや歯ブラシでブラッシングしたり、パーツクリーナーで汚れを吹き飛ばしても良い。
以外と見落としがちなのが、ブレーキキャリパー。
これもやはり可動部をしっかりと洗うこと。
スプロケットに付着している汚れも、スプロケットを回転させながらブラシを当てれば効果的。
チェーンをトップから4~5枚目くらいに入れておくと、チェーンラインがまっすぐになってガチャガチャなりにくい。
そして、チェーン。
チェーンの汚れというのは表面の汚れはもちろんであるのだが、重要なのはローラー内部に詰まっている汚れ。
これはブラッシングで磨くよりも、冒頭で述べた様に、ディグリーザーをしっかりと染み込ませる様にしないと、うまく清掃できない。
流水でディグリーザーと汚れを軽く洗い流して、中性洗剤で汚れをしっかり洗い流していく。
スポンジでゴシゴシ洗うのではなく、こちらもチェーンローラー内部をしっかり洗い流せる様に一方向に向かってスポンジを当てて、ローラーを回す。
そうすることで、ローラー内部のディグリーザーや汚れをしっかり洗い流せる。
サドルから始めて、高い位置から下に向かって洗う。
駆動系で使用したスポンジとは別のものに変えること。
このタイミングでシューズも洗ってしまうのがデフォ。
全体を洗って、水で中性洗剤の泡も洗い流したら、もう一度チェーンを水洗い。
先ほどと同じ要領で、水でローラー内部を完全に洗いきる。
ウェスで水気を拭いたら、次は注油。
洗ってそのままにすると、数十分で錆が発生してしまう。
ここで使用するのが、メンテルーブ。
潤滑油として使用できるのだが、ここで注目すべきは水置換性。
普通は混ざらない水と油。
油の方が軽いので、濡れている部分に油を吹き付けたとしても、内部に残っている水分に弾かれてしまって油乗りが悪くなる。
なのでチェーンオイルを大量に差したところで、しっかりとチェーンにオイルが浸透させられない訳である。
そこで効果を発揮するのが、メンテルーブの水置換。(ラスペネやチェーンルブにも有り)
水置換性を持ったオイルを吹き付けることで、内部に残った水分をうまく取り除いてくれるのだ。
最初にディグリーザーを塗布した様にスプレーしていく。
入り組んだ箇所にもしっかりとしみ込んでいくので、錆を発生させず、またすぐ調整などのメンテナンスができる。
ブレーキキャリパーやブラケット、ワイヤーなどにも。
特に重要なのがチェーン。
ウェスで拭き取れなかった内部の水分も、しっかりとはじき出してくれる。
必要各所にメンテルーブを吹き付けたら、最後の工程。
チェーンオイルを指していく。
今回はChain Lub Liquid POWERを使用する。
チェーンのつなぎ目を開始点として注油を始める。
油であるメンテルーブが染みている状態なので、粘度のあるPOWERでもスッとチェーンに馴染むので、最小限の使用量でしっかりとローラー内部にオイルを満たすことができる。
注油する際には、プレートにオイルを塗るのではなく、ローラー内部にしっかりとオイルを浸透させること。
プレートに塗りつけても、あまり意味はない。
一周したら、反対側も。
注油を終えたら、余分なオイルをウェスで拭き取り、洗車完了である。
油の専門家として、様々な知識やノウハウが詰め込まれたWAKO’Sのオイル。
使用する部品や環境によって使い分けができる製品ラインアップは、世界でもトップレベル。
そうそう、バーテープはしっかり天日干しで乾かした方が良い。
これから暖かくなる季節、生乾きで放っておくとすぐ臭くなり始めてしまう。
バーテープばかりは、お天道様に頼らざるを得ない様である...
週末は洗車、という相場が決まっているだろう?
その日の汚れ、その日のうちに。
というのがベストに違いないが、なかなか毎日洗車するというのは難しい。
せめて、その週の汚れはその週のうちに、くらいを目指して頂きたい。
積み重なった汚れはドンドン固着していき、汚れが落ちづらくなったり、変速性能や耐久性に影響を及ぼしてしまう。
特に駆動系の汚れはだけではなく、大きなパワーロスを生み出している。
レース前に気合を入れて洗車をするのではなく、こまめに汚れを落としてあげる必要がある。
洗車で使用するのは、WAKO'Sのケミカル。
いろんな汚れがこびり着いてしまった、愛車。
こういった汚れが、パワーロスや部品の消耗を招いている。
まずはパーツディグリーザーで、頑固な油汚れから細かな砂まで強力に落としてゆく。
中身はなんだか爽やかなブルーのディグリーザー。
容器に出して、ブラシで使用する。
まず、どこよりも最初にリアディレーラーのプーリーに付着している油と泥の塊をこそげ落とすところから始めること。
最初にこの厄介な汚れを落とさないと、いくらチェーンを洗っても、なかなか綺麗に洗うことができない。
ディグリーザーの使い方としては、汚れにディグリーザーを染み込ませて汚れを溶かす。
硬く固まっていることが多いので、あまりにもしぶとい様ならば、ゴム手袋をして指で剥がしてしまう。
チェーンリングも同様に。
アウターの表側だけでなく、裏側、インナーやクランクアームの隠れた部分も。
前後ディレーラーの可動部は変速性能に直結する部分。
また、砂を噛んだまま力が加わると、傷が入りやすくなるので、ブラシで隙間をよくブラッシングすること。
リアディレーラーは複雑でブラシの毛が入りにくい部分が多い。
WAKO'Sの豚毛ブラシや歯ブラシでブラッシングしたり、パーツクリーナーで汚れを吹き飛ばしても良い。
以外と見落としがちなのが、ブレーキキャリパー。
これもやはり可動部をしっかりと洗うこと。
スプロケットに付着している汚れも、スプロケットを回転させながらブラシを当てれば効果的。
チェーンをトップから4~5枚目くらいに入れておくと、チェーンラインがまっすぐになってガチャガチャなりにくい。
そして、チェーン。
チェーンの汚れというのは表面の汚れはもちろんであるのだが、重要なのはローラー内部に詰まっている汚れ。
これはブラッシングで磨くよりも、冒頭で述べた様に、ディグリーザーをしっかりと染み込ませる様にしないと、うまく清掃できない。
流水でディグリーザーと汚れを軽く洗い流して、中性洗剤で汚れをしっかり洗い流していく。
スポンジでゴシゴシ洗うのではなく、こちらもチェーンローラー内部をしっかり洗い流せる様に一方向に向かってスポンジを当てて、ローラーを回す。
そうすることで、ローラー内部のディグリーザーや汚れをしっかり洗い流せる。
サドルから始めて、高い位置から下に向かって洗う。
駆動系で使用したスポンジとは別のものに変えること。
このタイミングでシューズも洗ってしまうのがデフォ。
全体を洗って、水で中性洗剤の泡も洗い流したら、もう一度チェーンを水洗い。
先ほどと同じ要領で、水でローラー内部を完全に洗いきる。
ウェスで水気を拭いたら、次は注油。
洗ってそのままにすると、数十分で錆が発生してしまう。
ここで使用するのが、メンテルーブ。
潤滑油として使用できるのだが、ここで注目すべきは水置換性。
普通は混ざらない水と油。
油の方が軽いので、濡れている部分に油を吹き付けたとしても、内部に残っている水分に弾かれてしまって油乗りが悪くなる。
なのでチェーンオイルを大量に差したところで、しっかりとチェーンにオイルが浸透させられない訳である。
そこで効果を発揮するのが、メンテルーブの水置換。(ラスペネやチェーンルブにも有り)
水置換性を持ったオイルを吹き付けることで、内部に残った水分をうまく取り除いてくれるのだ。
最初にディグリーザーを塗布した様にスプレーしていく。
入り組んだ箇所にもしっかりとしみ込んでいくので、錆を発生させず、またすぐ調整などのメンテナンスができる。
ブレーキキャリパーやブラケット、ワイヤーなどにも。
特に重要なのがチェーン。
ウェスで拭き取れなかった内部の水分も、しっかりとはじき出してくれる。
必要各所にメンテルーブを吹き付けたら、最後の工程。
チェーンオイルを指していく。
今回はChain Lub Liquid POWERを使用する。
チェーンのつなぎ目を開始点として注油を始める。
油であるメンテルーブが染みている状態なので、粘度のあるPOWERでもスッとチェーンに馴染むので、最小限の使用量でしっかりとローラー内部にオイルを満たすことができる。
注油する際には、プレートにオイルを塗るのではなく、ローラー内部にしっかりとオイルを浸透させること。
プレートに塗りつけても、あまり意味はない。
一周したら、反対側も。
注油を終えたら、余分なオイルをウェスで拭き取り、洗車完了である。
油の専門家として、様々な知識やノウハウが詰め込まれたWAKO’Sのオイル。
使用する部品や環境によって使い分けができる製品ラインアップは、世界でもトップレベル。
そうそう、バーテープはしっかり天日干しで乾かした方が良い。
これから暖かくなる季節、生乾きで放っておくとすぐ臭くなり始めてしまう。
バーテープばかりは、お天道様に頼らざるを得ない様である...
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