New Zealand Cycle Classic UCI2.2 第5ステージ 120km 10km×12周
いよいよ最終日。
コースはど平坦周回、横風が吹いており、位置取りに気をつける。
逃げには必ず誰かは入るようにして、最後に集団スプリントになりそうなら中島さんのスプリントを狙う。
数百mのパレードからスタート。
直後にサプラのマーカスがアタック、総合リーダーが反応したのでそれに加わる。
Bridgelane、Cabjaksも追いついて、5人の逃げになる。
超強力なメンバーが揃ったので、かなり速いペースで集団との差が一気に開いていく。
マーカス選手は先日のオーストラリア選手権で3位、アジアツアーでもよく一緒になるので激強なのは承知している。
このまま逃げ切ってしまいそうな勢いで、逃げ切られてしまうとトマの総合順位も引っくり返されてしまう可能性があるので、Cabjaksと一緒にツキ位置。
ところが、あいにくの横風。
まるで教科書通りに、そしてお手本のように、綺麗に磔の刑に処される運命となった。
ローテーションに加わらない邪魔な奴だけが風を受けるように道端に寄り、集団を突き放すハイペースローテーション。
なす術なく、ただただ耐えるのみ。
もちろん、逆の立場なら同様の事をするのであるが...
2周目に入り、ペースが少し落ち着いた。
このままぶった切られる前に、申し訳程度にローテーションに加わる。
が、ペースが安定しない。
牽制からの仕掛けあいが始まり、集団が一気に迫ってきた。
自分はバックファイヤ気味のオールアウトで、集団へ緊急帰還。
さすがに逃げとして容認できるメンバーではなかったために、先頭はすぐに捕まる。
ひたすらアタック合戦が続き、休む間がない。
ここからは千切れるか千切れないかの瀬戸際で、ひたすらインターバルを耐えるレースになってしまった。
前に出られたタイミングの動きに反応するが、そこから次の展開に対応できない...
何度か集団が大きく割れたり、危険なメンバーが抜け出したりしながらも、結局最後まで逃げは形成されなかった。
延々と100kmのアタック合戦を経て、いよいよ集団スプリントへと動きがスイッチしてきた。
リーダーチームのBridgelaneとBlack Spokeが連盟を組んで、集団コントロール。
St.Georgeが茶々を入れて、他のチームも参加するが、大きな動きにはならずにゴールが近づいてくる。
ラスト1周。
昨日のミーティングでは、ここまでにみんなで前に上がって固まる予定であった。
が、後ろであえいでいて、前に上がる余裕がない。
このまま終わりか、いや私には最後の1.3kmからのコーナーの位置取りの仕事が残っている。
一か八かの落車覚悟で、集団外側から一気に上がる。
フランス時代のチキチキ位置取り度胸試しがここで活きてきた。
みんながペースアップを開始したところに合流、最後は雄大と中島さんをいい位置でコーナーに送り込む。
混沌とした位置取りで、St.Georgeのラインに切り替わり、雄大と交代。
集団後方でちょっと粘ってみるが、オールアウト気味でバックファイヤ。
フラフラでゴール。
中盤何もできず、反省。
表彰台には乗れなかったけれども、色んな課題を発見できたのが何よりも収穫。
本格的なシーズンに向けて、調子も上がり調子でいけるであろう。
脚痛い...
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